
100年の歴史が生み出す、職人技と革新の融合。
1923年の創業以来、フジ矢はものづくりの現場で選ばれる工具を届けてきました。
私たちの製品には、世代を超えて受け継がれてきた職人の技と、時代を先取りする革新の精神が息づいています。

量産品でありながら
製品品質に
こだわりつづけること。
機械化が進む中、組み立て、焼入れ、刃付け、研磨といった重要な作業は、一丁一丁職人が手作業で行っています。
フジ矢は定年制ではなく引退制を採っており、熟練した職人達が引退するまで若手職人の育成を行って技術を継承しています。
お客様の要望から生まれ続ける製品群。
お客様のニーズに合わせて多品種に対応しながらも小ロット生産に切り替えることで生産性の向上と在庫削減を可能にしました。
長年培った職人の技術と最新のテクノロジーを融合させたモノづくりを行う事で、
ブランドを守りながらシェアを着実に伸ばしています。
DEVELOPMENT

現場に寄り添い声をカタチに。
私たちフジ矢は、常にユーザーと真摯に向き合い、現場の声に耳を傾けながら製品開発を行っています。最新の分析設備とアジャイル開発を活用し、耐久性・操作性・軽量化などの機能を追求。
変化するニーズに素早く対応し、現場で本当に求められるツールを形にしています。デザイン性にもこだわり、使いやすさと“所有する喜び”を両立した製品をお届けします。
CRAFTMANSHIP

受け継がれる職人技
切れ味を決める「刃付け」
ペンチやニッパの性能を左右する、最も重要な工程のひとつが「刃付け」です。
専用の砥石を使い、刃の角度や形状を繊細に調整しながら、一本一本ていねいに刃先を仕上げていきます。
この作業は、まるで包丁を研ぐように、熟練の職人の手で行われます。経験に裏打ちされた感覚と技術がなければ実現できない、精密かつ緻密な作業です。
正確に刃付けされた工具は、軽い力でもスパッと切断でき、現場での作業効率を大きく向上させます。
プロに信頼されるフジ矢の品質は、こうした職人の技とこだわりに支えられています。
QUALITYFIRST
クオリティファースト
現場で本当に信頼される道具であるために
フジ矢の工具を使うのは、過酷な環境で日々作業を行う職人たち。
どこまで力をかけて大丈夫か? 何回切っても壊れないのか?
現場で使う道具には、見た目だけではわからない“確かな信頼性”が求められます。
私たちは、「すぐ壊れた」と買った人をがっかりさせたくない。
そして、どんな環境でも安心して使ってほしい。
そんな思いから、フジ矢では数万回に及ぶ連続切断試験や、
限界を見極める破壊試験など、厳しい品質チェックを行っています。
MANUFACTURING
モノづくりを根本から革新する。
フジ矢では、製品開発だけでなくモノづくりそのものの改革にも積極的に取り組んでいます。これまで職人の手作業に頼っていたバリ取り工程を自動化するため、独自にバリ取り機械を開発し、人間の細かな動きまで再現できるよう工夫を重ねています。
こうした機械の設計から制御ソフトのプログラミングまですべて自社で行い、ものづくりの現場における技術革新を実現しています。
また、切削加工機においては、製品加工の基準となる位置決めや部材の供給を完全自動化することで、より高精度かつ安定した生産体制を構築しています。
フジ矢ではこれらで得た技術と現場ノウハウを活かし、人手不足に悩む中小製造業のためのファクトリーオートメーション事業を展開しています。
加工工程の自動化や省人化により、生産性向上、現場の負担を軽減。お客様の課題に寄り添いながら、最適な自動化ソリューションを提案しています。